たまブロ

理学療法士をやってます!バドミントン、RADWIMPSが大好きな福岡県民です(*^^)v主にバドミントン、RADWIMPSについて記事にしていきますので、気になる方は是非ご覧ください!たまにトレンドや気になるニュースも書いていきます!!

サファテ選手右股関節手術!復帰はいつ?どんな手術?

どうも!たまです(#^^#)!

 

ソフトバンクのサファテ選手が、現地時間26日にアメリカで右股関節の手術を受けました!

 

一体どんな手術なのでしょうか?また、復帰はいつになるのでしょうか?

専門的観点からお伝えしていきます!

 

1.どんな手術を受けた?

サファテ選手が今回受けた手術は右股関節鏡視下関節唇修復術という手術になります!

あまり、聞き覚えがない名前ですね(笑)

僕たち理学療法士は、時々この手術を受ける患者さんを見させてもらうことがあります(^^)/

詳しく説明していきますね!

 

股関節は元来、骨盤と大腿骨頭で構成されている関節で、球関節といわれる関節です。

球関節とはいろんな方向にぐるぐる回る三軸性の関節ですね(‘ω’)ノ

この関節は、ぐるぐると動く代わりに非常に不安定な関節です。そのため、関節を安定させる組織が周囲に存在しています。

筋肉、靭帯等ありますが関節唇もその一つです!

 

この関節唇は骨盤の大腿骨頭がはまり込む部位を包み込むようについており、大腿骨頭のはまり込みをより深くすることで、関節の安定性に貢献しています!(^^)!

しかし、この関節唇には神経が存在しているため、損傷すると痛みが発生してしまうのです( ゚Д゚)!

 

この関節唇損傷には様々な治療法があります!(^^)!

保存的治療と手術療法の二つに分けられます。

 

損傷がさほどひどくない場合は基本的に保存的治療となり、日常生活の中で股関節を深く曲げ過ぎたり、強い衝撃を股関節に与えないようにして関節唇への負担を減らします。

このことで、疼痛のコントロールや予防へつなげていきます。

これに加えて、股関節の炎症を抑えるために関節内へのステロイド注射等を行う場合もあります!

この保存的治療でも症状が悪化する場合には、手術療法の検討となります(´;ω;`)

様々な手術法がありますが、今回の鏡視下手術は内視鏡を用いて傷を最小限に抑えた手術となります!(^^)!

基本的には関節唇をできるだけ残した状態で縫合等を行っていくのですが、損傷が多き場合は腸脛靭帯と呼ばれる股関節の外側についている靭帯の一部を再建材料として使用し、縫合する場合もあります。

 

今回サファテ選手は疼痛により手術を受けたというよりは、選手として早く復帰するために手術に踏み切ったのだと思います( ゚Д゚)!

 

1.復帰はいつ頃?

公開されている情報では、約4か月後ということですが、これに関しては早くもなるし遅くもなる可能性がありますね(´;ω;`)

一般的な日常生活ではほとんど問題ないのですが、プロ野球選手ともなると股関節をダイナミックに使うことでしょうから股関節はかなりの負担をかけてしまうことになります。

しかし、関節唇への負担を減らすために股関節周囲の筋肉の強化を行うとともに、股関節への負担を考えたプレー、トレーニングを行えば十分復帰が早くなる可能性があります!

 

 

今回手術に踏み切ったサファテ選手ですが、ソフトバンクのクローザーでもありますし、復帰の時期が注目されますが、第一はまずしっかりと体を休めて、万全な状態で復帰してまた得点源として活躍して惜しいですね(#^^#)!

 

以上、サファテ選手の手術・復帰についてでした!